こちらの記事☟を書いてから、しばらく経過しました。
なかなか音符を読めるようにならない5歳の娘との音符克服法でした。
その後、上記の内容を実践しながら、娘は音符を読めるようになりました。
今回は、音符や休符、記号などを理解できたら次に何をしたらいい?という、ステップについてまとめました。
実践していただければ、かなり読解力がアップすると思います。
少しでもどなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
子供に楽譜をひとりで読ませたいのはなぜ?

音符や楽譜が読めなくたって、将来特に困ることはありません。
では、なぜ私はここまでして娘に楽譜を読ませたいのか?とふと考えたことがありました。
一番最初の動機は、実は不純なものでした。
ヤマハのグループレッスンでは、特に困ったことはありませんでしたが、バイオリンのレッスンの時に、しばしば音符が読めないことに対してご指摘を受け、それが積み重なったときに、これは本気でやらなければそろそろまずい・・・と思ったことがきっかけでした。
年中の夏休みを利用し、一気に音符を読めるようにしました☟
その後、休符や拍数、記号など、とにかく楽譜に書かれてあることを理解できるようにしました☟
そんな中、バイオリンのレッスン中に何度も先生から教えていただいたある言葉がちらちらと頭をかすめていました。
「楽譜には、答えが全て書いてある」
確かに、問題を解くわけではないのだから、書いてあるものが理解できれば、楽譜を読むことって、とても簡単なんです。
表現力や感性のことは置いておいて、ただ弾くだけであれば、楽譜に書いてある通りに演奏すればいいだけだからです。
ここまで頑張って続けてきたことが自信にもつながり、娘はだいぶ楽譜に興味を持ち始めています。
楽譜が一人で読めるようになれば、一人で弾くことができます。
ある程度まで続けていれば、習い事をやめてからでも趣味として楽しむことはできますし、また始めたいときにいつでも始めることができます。
今は、特にやめる理由がありませんので、それならば、できるだけ意味のあるものにしてあげたい!という私の勝手な思いがあります。
ただ続けているのは勿体ないから。
だから出来るだけ先生のご指導に忠実に、真面目に取り組んでみよう、と思っています。
普段から意図は説明しているつもりですが、もし娘に、「なんで楽譜よめないといけないの?」と聞かれたら、素直に、上記のような思いを伝えたいと思っています。
楽譜が読めないと恥ずかしいから・・・先生に怒られるから・・・という理由だけでは、なかなかここまで続かなかったと思います。
音符が読めるようになった子供の更なるステップを目指して

音符や休符、記号などが理解できたら、次のステップへ進みます。
バイオリンの先生よりアドバイスをいただいてから、現在娘が毎日続けていることです。
これにより、だいぶ譜読みが早く、また正確にできるようになってきました。
また、日々自信をつけ、最近では楽しい!という気持ちも持ち合わせているようです。
準備するもの

こちらは、バイオリンのレッスンの際に先生が譜読みように実際に使用し、その後自宅用に購入したものです。
鈴木バイオリンの教本の「合奏用第2バイオリン」というものです。
指導曲集1,2,3巻から抜粋された曲が入っています。
使用する楽譜は何でもいいのですが、基本はこちらを使用しています。
あとは、タイミングによって、合奏の会の新しい譜面をいただいたら、その時はそちらを。
また、ときどき、娘のモチベーションアップのために、幼稚園から持ち帰ってくる雑誌の最後のページについている楽譜を、と言う感じでその時々で楽譜を変えながら取り組んでいます。
こちらが幼稚園から持ち帰る雑誌の最後のページについているものです☟

やり方

ただ読ませるだけです。
最初は、1小節から始めてもいいでしょうし、少し極端ですが、「今日は音符3つね!」でもいいと思います。
とにかく、うやむやにするのではなく、どれだけ短くても構いませんので、書かれてあることを正確に理解できているかどうかをみます。
それがクリアできたら、だんだんと範囲を広げ、最終的には、一曲を初見で弾けるようにしていきます。
娘の様子をみながら、今日は3行にしておこうか?
今日は5分だけ時間あげるから、できるところまでやってみよう!
など、その日によって量は調節しています。
一番大事なのは、少しでも、毎日続けること、だと思っています。
とりあえず、ひとりでやらせてみて、「できたよ!」と言われたら娘だけで歌ってもらい、次は、一緒に確認するという作業を繰り返しています。
分からないところは、また音符カードなどに戻り、その日に決めたところは丁寧に、全て終わらせるようにしています。
まとめ

楽譜なんて、音楽を続けていれば勝手に読めるようになる。
私は、ずっと安易に考えていました。
自分自身が、苦労した経験がなく、スッと覚えられたからです。
今になって思うのは、娘がずっと音符を覚えられなかったのは「音符に全く興味がなかった」からだということです。
興味を向けるまでが大変だったのですが、少しでも分かるようになれば、だんだんと自分から関心を示すようになりました。
私が心がけているのは、とにかく怒らず、叱らず、褒めまくる!ということです。
うちの娘には、これが一番効くみたいです。
譜読みは、まだまだ地道に続けていく予定です。
今回は、お子様が音符を理解できたあとのステップについてまとめました。
少しでもどなたかの参考になりましたら幸いです。