中古住宅に引っ越したばかりの我が家。
キッチンの吊戸棚以外、ほとんど棚のない戸建てでした。
なので、棚などは、出来る限り自分でDIYをしようと思っています。
今回は、テレビボードを作ったときの記録です。
DIYは、引っ越しを機に始めましたので、超初心者です。
そんな私でもできた、ディアウォールとロイヤルチャンネルサポートシステムを使ったテレビボードをご紹介します。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
低価格で手作りできる!ラグジュアリーなテレビボード

こちらが↑完成したテレビボードです
まず、引っ越しを機に、今までずっと憧れていたテレビ台を購入するかどうか、ギリギリまで迷いました。
しかも、それまで使用していたものでも、ものすごく不満というわけでもありませんでした。
テレビ台、どうしよう?
とずっと悩んでいました。
そして、出した答えは、それまで使用していたものを処分し、新しいテレビ台も買わない!ということでした。
理由のひとつは、テレビ台があることによって、今までその下のお掃除に少し面倒くささを感じていたからです。
また、ずっと憧れていたテレビ台は30万円以上するもので、子供が小さいうちは、らくがきなどをされると回復できそうにない素材だったため、もう少し落ち着いてから、まだ欲しい!と思えば購入すればいいと思いました。
新居においては、何となく「こんな感じにしたいな~」というリビングのイメージがあり、色々と調べてみると何とか自分で作れそうな気がしてきました。
それまでDIYはしたことがなかったのですが、他にも作りたいものがありましたので、一気に道具を揃え、挑戦してみることにしました。
以下は、テレビボードを作るために、用意したものです。
用意したもの

- 2×4材(7本)
- 棚用木材
- ディアウォール(ブラウン7セット)
- ロイヤル チャンネルサポート 棚柱(ブラック3本)
- ロイヤル 棚柱用ウッドブラケット 中間受け専用(ブラック3本)
- ロイヤル 棚柱用ウッドブラケット 両端用 左右セット(ブラック3セット)
- ブライワックス(ウォルナット 400ml)
- ブルーシート
- オービルサンダー
- ドライバドリル
- 軍手
- メジャー
- スポンジ
- 厚紙
かかった費用

柱用の2×4材(北欧産ホワイトウッド)
¥980×7本=税込¥6,860
※今回はホームセンターで購入しましたので実際のものとは異なりますが、ご参考までにリンクを貼っておきます。
棚用木材のレッドパイン節あり集成材
税込¥4,980
※今回はホームセンターで購入しましたので実際のものとは異なりますが、ご参考までにリンクを貼っておきます。
木材カット代 1カット30円
10カット=税込¥300
ディアウォール ダークブラウン
¥897×7セット=税込¥6,279
ブライワックス ウォルナット400ml
税込¥2,939
ロイヤルチャンネルサポート ブラック1820mm
¥1,472×3本=税込¥4,769
ロイヤル木棚板専用 左右ブラケット ブラック
¥1,428×2セット=税込¥3,084
ロイヤル木棚板専用 中間ブラケット ブラック
¥893×2=税込¥1,929
合計
¥31,140
(工具や軍手、家にあったものの代金は含みません)
壁に穴をあけない!傷つけない!ディアウォールは便利

私は、テレビボードを作るにあたり、色々と検索する中ではじめてディアウォールという存在を知りました。
賃貸でも壁に穴を開けず、傷つけずに退去時は現状回復できるというものです。
レイアウト変更が好きなので、今回はこのディアウォールを使ってテレビボードを製作しました。
ディアウォールは、ホームセンターでも売っていますが、ブラウンを7セット使用したかったので、在庫が確実にあるネットで購入しました。
上下で1セットになっており、上の部分にはバネが入っています。
設置するときは、天井に押し当てて、下を壁側に移動します。
一度で位置が定まらなくても、何度もやり直しできるところも便利です。
レイアウト変更も容易にでき、飽きたら簡単に原状回復できます。
意外と楽に設置できましたし、今後も色々なものに使用していきたいと思っています。
棚は可動式が便利!高さを自由に変えられるロイヤルチャンネル
このテレビボードは、可動式にしました。
両端と、中央の柱に「ロイヤルチャンネルサポート」というものを付けました。

長さによっては、ホームセンターにも売っていますが、今回は特別長いものを使用したかったので、ネットで注文しました。
ネジは付属しているお店と、別売りのお店がありますので購入の際には確認してください。
ロイヤルチャンネルサポートを柱側につけ、木棚専用ブラケットを棚板の裏につけます。
短い棚板でしたら、左右用というものを購入すればOKです。

今回は、少し長めの棚板にしたかったので、中間用というものを中央につけました。

いつでも高さが変えられるのはストレスがないですし、棚を追加したいときにでも役立ちます。
作り方

サイズを測る
作りたいもののサイズを把握しておく必要があります。
天井の高さも特別な道具を用意することなく、メジャーで計りました。
作りたいものをイメージしたり、デザインを書き出したりして、きっちりと必要な本数やサイズ、材質などを決めておきます。
2×4材を購入


近所のホームセンターで、2×4材を購入しました。
今回は7本使用しました。
2×4材は、規格が決められており、ディアウォールも2×4材用のサイズに作られていますので、「2×4」と表記されているものでしたらほぼ使用できると思います。
棚板を購入

こちらも同じホームセンターで購入しました。
リビングのメインとなりそうな家具でしたので、それなりの素材を選びました。
今回は1枚で足りました。
私は全くの無知ですので、スタッフの方にお聞きしました。
節があるのが好みなら、こちらがおすすめとのことでした。
実際にテレビを置いても丈夫で、しなることもありません。
木材をカット


木材は、ホームセンターでカットしていただきました。
天井の高さが2400㎜でしたので、ディアウォールを使用する場合2×4材はマイナス4㎝~4.5㎝のものを用意します。
私は、天井のクロスにキズをつけたくなかったので、天井高より4.5㎝カットしていただきました。
棚板用は、2枚分取れました。
大きなもののカットは、ホームセンターでやっていただくととても楽です。
運ぶために車がご使用になれない場合は、ネットでもカット込みの購入が可能です。
家に運ぶ

はじめて軽トラを運転しました。
材料も一人で家に運び込みました。
運転ができない方や、重いものを持つのが不安な方は、是非どなたかのお力を借りてください。


結構重いですし、長いものは一人で運ぶと壁などを傷つける恐れがありますので、気を付けてください。
私もとっても慎重に運び込みました。
やすりをかける

キレイなものを選んだつもりでも、全く傷がない2×4材はなかなか見つかりません。
収納や見えないところに使うのでしたら構いませんが、今回は気になるところは丁寧にやすりがけをしていきました。

手でやすりがけをしても本数、枚数が少なければ大丈夫です。
今回は、長さも本数もありましたので、吸塵オービルサンダーを使用しました。
長いもの、広い面のもの、大量にやすりがけするときにはとっても便利です。
やすりがけまでは特にしなくていい!という方は、この工程は省いてください。
ブライワックスで塗装する

今回塗装に使用したのは、こちらの「ブライワックス」というものです。
ペンキでも構いませんが、こちらは木目が浮き出ていい味が出ますし、スポンジで伸ばしていくだけですのでとっても簡単です。

ブライワックスの作業には、こちらのものを準備しました↑
手順
1、スポンジにブライワックスを取る

2、直接伸ばしていくだけ

3、壁側の側面は塗らなくてOK
見えませんが、気にされる方は塗ってください

4、2度塗りしました
右端の1本が2度塗りしたものです

5、棚板も一緒に塗っておきます

6、仕上げに、ブラシか布で磨きます


分かりづらいですが、右端が磨いたものです。
ブラシで磨いてみたのですが、途中から手が疲れて大きめのガーゼでこすりました。
念入りにやっていませんが、それでも光沢が出ておもしろかったです。
ディアウォールで柱を設置

まず、最初に1本、塗装前に試しに設置してみました。

ディアウォールにはディスペンサーが2枚付属されており、高さ調節が可能です。
しかし、まだ余裕がありそうでしたので、厚紙を5枚ずつ用意しておきました。
今回は天井高よりマイナス4.5㎝カットしたのですが、もしかしたらカットする長さは4㎝で良かったかもしれません。

ロイヤル棚柱とブラケットをつける
高さ調節が可能なロイヤル棚柱を事前に購入しておきました。
これは、設置する前でも後でも構いませんが、今回は床に置いた状態でつけておきました。
柱用の木材(2×4)の両端、中央の3本にロイヤルチャンネルサポートを取り付けました。
棚用の木材の裏に、棚用ブラケットを取りつけます。
コツは、まず設置したチャンネルサポートにブラケットだけを取りつけ、その上に棚板を乗せます。
私は、その状態でねじ止めしました。
色々と試行錯誤しましたが、この方法が確実で早くできました。
棚板を設置

テレビの位置がもう少し低くても良かったかなぁと思いますが、まだ一番下にDVD置きを追加したいので、今回はこの高さにしました。
その後DVD置きと、飾り棚を追加しました。

コードはティッシュケースに収めました


テレビの周りでごちゃつくコードですが、使っていないティッシュケースがありましたので、全部おさめました。
コードも見えなくて、とてもすっきりしています。
一度テレビボードが倒れかけました
先日、テレビの裏の配線を直そうと、父がテレビを前に移動した際、ディアウォールごと棚が前に倒れかけました。
テレビは壁側につけて置いてましたが、重心が前に移動したことで、バランスを崩してしまったようです。
幸い、全てが倒れたわけではなく、私が支えたので事なきを得たのですが、地震があった時のことを考えると不安でしたので、次の日にテレビだけ直置きにしました。
ディアウォールの棚にテレビを置かれる際は、自己責任にてお願いいたします。
You Tubeに動画をアップしました
この棚のお掃除風景、棚の位置を変えている動画をご覧いただけます↓
まとめ

リビングは落ちついた雰囲気にしたかったので、カラーはダークですが、とても私好みに仕上がりました。
テレビ台の下のほこりに悩まされることもこれでなくなりそうです。
今回のように、ディアウォールを使用すれば、レイアウト変更もできますし、ロイヤル棚柱をつけておけばその後の棚の追加も自由自在です。
しかし、はじめてのDIYでしたので、色々と反省点が残りました。
2×4を選定するときに、もう少し長さが短いものを購入しても良かったのに、知らずに一番長いものを購入してしまいました。
後日、同じホームセンターで同じ長さの2×4材を購入し、カットをお願いした際に、前回とは違うスタッフの方が「もっと短くても大丈夫だから返品交換してもいいよ」と教えてくださったのです。
また、ロイヤルチャンネルやブラケットはネットで購入したのですが、あとからもっと安いショップを見つけ、残念な言持ちになりました。
費用は、もっと抑えることができました。
他にも、ホームセンターから木材を運ぶ時に、当然のように軽トラを借りたのですが、後日同じ長さの2×4材を購入したときに、自家用車でも運ぶことができました。
不慣れな軽トラの運転に神経を使ったり、往復の時間が勿体なかったなぁと思ってしまいました。
しかし始めてのことでしたので、全てが勉強になりました。
今後に活かしたいと思います。
DIY超初心者にもできるラグジュアリーなテレビボードの作り方をご紹介しました。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
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