音符や休符の長さって、あらためて学ぶ機会は少ないかもしれません。
娘はバイオリンを習っているのですが、低年齢でも「すべてを理解する必要がある」ということをひしひしと感じています。
楽譜に答えが全て書いてある
と、先生にも教えていただいています。
レッスン中に先生が教えてくださったやり方ですが、家庭でもできるよう、だいぶ前に手作りしました。
とても簡単にできますし、子供は遊びという感覚みたいで、楽しそうに取り組んでくれます。
そんな音符や休符の教え方をご紹介します。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
1小節は4拍


まず、ここからここまでが小節(1小節)というんだよ、と教えます。
そして、1小節には4拍の音符が入ることも、教えます。
これらは、絶対に変わることがないと理解させます。
基準は4分音符

こちらが4分音符です。
4分音符=1拍
これを基準にしていきます。
音符&休符キットを作る
作り方
画用紙でも、紙でも、何でも構いません。
作り方はとっても簡単です。
- 4分音符=1拍の長さを決めます
- 2分音符でしたら、1の2倍の長さ、8分音符でしたら、1の半分の長さのものを用意します
- 休符も同じように作ります(4分休符=1拍)
- 長さ通りに切ったら、音符や休符を書き込みます
遊び方

下から4分音符(1拍)☞2分音符(2拍)☞付点2分音符(3拍)☞全音符(4拍)
を並べると、こんな感じになります。

2分音符(2拍)は、4分音符(1拍)が2つで出来ているよ!

全音符(4拍)は、4分音符(1拍)と付点2分音符(3拍)でできているよ!

これは全部1拍だよ!

休符も同じように作ります!
色々と並べながら、クイズをしながら、アレンジして遊んでみます。
リズム遊び
4分音符(1拍)=タン
2分音符(2拍)=タア アン
4連符(1拍)=タカタカ
例えば、上のように、音符の読み方を決めます。
手は一定のリズムで刻みます。
口で、上で決めたようにリズムを読んでいきます。

これは、このように読みます。
「タン タア アン タカタカ」
音符や休符を適当に横1列に並べて、手を叩きながらリズム遊びをしてみるのも楽しいです。
いつでも確認できるように

いつでも確認できるように、ピアノの上に表にして置いてあります。
カード遊びをしたり、また別の方法で表にしたりと、様々なかたちでアプローチをすることで、自然と覚えていくと思います。
娘も、ピアノを弾きながら、拍数が分からなくなると、この表を活用していたりします。
いつでも見られるので便利です。
まとめ

我が家が使ったのは、ダイソーに売っていた「カラーボード」というものです。
裏表の色が違って、3枚入っていました。
結構大きいので、今後も色々なものに使えそうです。
最初は、音符の名称を覚えるのはなかなか難しいと思いますので、何拍かを理解できる程度で構わないと思います。
横に楽譜を置いて、これは〇拍なんだね~と確認しながらでもいいと思います。
レゴやブロックが好きなお子様でしたら、そちらで代用されても構いません。
とにかく、「4分音符=1拍」を基準に、長さを決められるものでしたら何でも大丈夫です。
覚えさせよう!と思うと大変ですが、遊びながらでしたらお子様は喜んで参加してくれると思います。
色々と工夫して試してみてください。