虫好きな娘に昨年購入した、「アリさんまるごと観察セット」。
今年も、あたたかくなり、アリが出てきた頃に、また娘が出してきてアリの観察を楽しんでいました。
とっても単純な構造ですが、こんなものでも子供は十分に楽しめるようです。
今回は、虫好きな子や夏休みの自由研究にもおすすめの「アリ観察キット」をご紹介します。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
アーテック アリの暮らし観察セット
これが、昨年虫好きな娘に購入した「アリ観察キット」です↑
必要なもの(アリとエサ以外)は全て揃っていますので、届いてすぐに始めることができました。
セット内容

- 本体・・・1
- ふた・・・2
- アリゲッター上下・・・2
- 接続蓋・・・2
- 仕切り板・・・1
- スポイト・・・1
- ピンセット・・・1
- ルーペ・・・1
- カラー砂(青・赤・緑)・・・各1
こんな使い方ができます

【専用のアリ捕獲器】
専用のアリゲッターで、アリに直接触れずに、アリを捕まえることができます。
※ヒアリにはご注意ください。
【別の容器と接続可能】
同じものを購入すれば、いくつでもつなげられるようになっています。
ご兄弟分を購入して、つなげてアリの移動をみるのも楽しそうです。
使用・観察手順

- 本体を組み立てます
その際、砂がもれないよう、セロテープで3辺全てをきっちりとめます。
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- 本体に仕切り板と接続部ふたをしっかりはめこみます
仕切り板で左右の2つの巣を作り、比較観察できます。
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- 砂を入れます
青・赤・緑の順番で、およそ2.5㎝ずつ砂を入れます。
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- スポイトで砂を湿らせます
水を入れすぎるともれる可能性があるので、気を付けながら少しずつ湿らせます。
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- アリゲッターの上下をはめこみ、ふたの上にのせ観察容器にセットすれば完成です
アリのつかまえ方
- アリが好きなエサ(お菓子など甘いもの、木の実、他の虫の幼虫など)を入れて、アリゲッターのふたを開け、中にアリがたくさん入るまで待ちましょう
- アリが逃げないように、すばやくふたを回しましょう
- 本体にセットして、下の穴があくようにふたをゆっくり回しましょう
- アリが容器の中におりてくるのを待ちましょう
実験してみよう
- アリの観察を一通り楽しんだら、仕切りを抜いてみよう
つまみを持ち、真上にゆっくりと引き上げ、アリの出会いを観察してみましょう。
どんな行動をするでしょう?子供はとっても盛り上がります。
- 違う巣のアリを入れてみよう
巣に入っているアリをよく確かめて、大きさや形、色などが違うアリを探しにいきましょう!
大きさによって強さの違いはあるのかな?
入れたあとは、よく観察して、どんな行動を取るか確かめましょう。
娘が4歳のときに購入したのですが、特に困ることもなく、アリの観察を楽しむことができました。
ただ、お友達が遊びに来た時に、興味を持って本体を持ち上げたり、蓋だけを持ったりしたため、中身がこぼれてしまったことが2度程ありました。
もちろん、中のアリも散乱しました。
このように、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、倒してしまう可能性もあります。
アリの観察を楽しむという意味では、何も問題ないのですが、お値段なりの作りという感じです。
倒れやすかったり、餌を入れるときなどにアリが逃げ出さないよう、注意が必要です。
関連商品
今回、我が家が購入したものとは別に、これは良さそう!というものをいくつか見つけました。
参考になさってください。
まとめ

当たり前ですが、アリの巣の中って、普段目にすることはできません。
本などで知識を得ることは簡単にできますが、実際にアリの巣ができていく工程を目で確認できるというのは、大人でも興味深いのではないでしょうか。
我が家は、昨年購入した際、夫も含め親子3人で毎日盛り上がりました。
娘はただ単に「遊び道具」のひとつとして購入した「アリ観察セット」ですが、まとめ方によっては、夏休みの自由研究に十分使えるのではないでしょうか。
アリ観察キットを探されている、または気になっているという、どなたかのお役に立てましたら幸いです。