娘がバイオリンを始めて、1年3か月。
始めたころは、親子でヴァイオリンの合奏ができたらいいなーというのが夢でした。
今回、弦楽器のお教室を開いている先生方で主催されている弦楽合奏の会に参加させていただくことになりました。
この会は、数か月に一度、リハーサルを行います。
負担のないよう、できそうな曲だけに参加OKな合奏の会。
娘は、3曲参加することになりました。
今回は、
「個人のお教室以外の、団体への参加」
「合奏のための親子での練習」
について、まとめました。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
音楽の団体プレー

バイオリン、と聞くと、個人のイメージがとても強いかもしれません。
しかし、アンサンブルや、オーケストラという、団体でしか味わえない楽しみも、あります。
実際に、私自身、学生時代に学校のオーケストラ部以外の活動として、個人レッスンの先生が主催されていた、室内合奏団に所属していました。
学校以外の、その活動がとても楽しくて、ほどよい緊張感もあり、娘がバイオリンを始めてからは「いつか娘にも経験させたい!」と思っていました。
娘がお世話になっているお教室では、3か月に一度、「合同レッスン」があります。
そして、年に一度、「クリスマス会」を開催していただいております。
どちらも、子供たちのみの参加ですが、そのときに少し「合奏」の楽しさを味わっていると思います。
しかし、もっと大人数で、できれば、個人レッスンの場ではなく、何かの「団体」に所属させることはできないだろうか?と考えていました。
それは、団体(集団)の中でいい刺激を受けさせることは、とても価値があることではないかと、感じていたからです。
礼儀も身につきますし、集団の中で、どう振る舞うべきなのか、自然と身につくのではないかと思います。
だったら、団体競技のスポーツをやらせればいいのですが、娘の習い事は、
- ヤマハ(グループレッスン)
- バイオリン
で、今はいっぱいいっぱいです。
今後、ピアノでは「団体」に所属する、という可能性はまずなさそうですので、何とか、バイオリンで経験させてあげたい、と始めたときから考えていました。
そんなとき、お教室の先生から、「弦楽合奏の会に参加してみませんか?」とお声をかけていただきました。
そして、決して負担にならないよう、できそうな曲を3曲、選曲していただきました。
その3曲を、合奏の会のリハーサル日までに練習することになりました。
普段のレッスンのための練習でも、娘なりに精一杯頑張っている!という状態ですので、そこにあと3曲プラスしてしまうことに少々不安は感じました。
しかし、楽譜をいただいた時点で、約3か月ありましたので、なんとかできそうな気がしました。
団体への参加はレッスン料以外にお金がかかる?

まず、バイオリンはお金持ちの習い事というイメージが先行してしまいがちですが、全くそんなことはありません。
お金がかかるものと言えば、
- バイオリン
- 毎月のレッスン料
- 楽譜
くらいです。
今回の合奏の参加費は、先生へのお礼や、会場費にどのくらいかかるのだろう?と思っていたのですが、¥4,000/回でした。
毎月あるというわけではなく、半年に1回程度とお聞きしていますので、参加費を払う価値は、十分にあると思いました。
他の習い事でも、衣装代、ユニフォーム代、発表会や試合の遠征のときにかかる費用などを含めると、結構出費が重なると聞きます。
バイオリンは、その点、楽器を買い替える場合はポンとかかりますが、レンタルという選択をしたり、費用は、抑えようと思えばいくらでも抑えられることができます。
今回の合奏の会への参加も任意ですので、個人レッスンだけでいい、とすれば、お断りすることも可能です。
レッスン以外の曲をプラスした家での練習

娘は、自分から「バイオリンやってみたい」と言ったわりには、始めてみたら思ったようにいかなかったようで、ものすごく楽しくバイオリンを続けている様子ではありません。
それでも、きっちりと説明し、納得して始めたからには、簡単にやめさせるわけにはいかない、と思って続けています。
バイオリンは、習っていることの利点もとても多いので、まだ数年は続けさせたいと思っています。
そんな娘の、毎日の練習は、娘の気分、機嫌に大きく左右されます。
特に、新しい曲を始めるときがとても大変です。
譜読みから始めるのですが、音符を読むことが苦手な娘。
こんなの分からない!
難しすぎる!
もう無理!
そんな感じで、確実にマイナスの連鎖が始まります。
それは、数日間続きます。
そんな娘をうまくコントロールするのは、本当に骨が折れるのですが、私も娘自身も、結局は毎回必ずできるようになると分かっているのです。
娘を信じて、励ましながら毎回できるようになるまで、根気よく導くようにしています。
普段の家での練習もそんな感じですので、そこに新しく合奏の曲が3曲プラスされるというのは、私にとっては、結構な負担でした。
- レッスンの曲がだいぶ出来るようになってきた頃に、合奏の中では難しいであろう曲を
- レッスンの曲が新しくなった(娘にとっては負担がかかる)タイミングで、合奏の中では簡単な曲を
そんな感じでバランスをとりながら、家での練習を進めています。
親子でバイオリン合奏という夢が叶った

娘がバイオリンを始めた当初、毎日の練習が大変すぎて、娘にも負担になっているようにしか思えないときがありました。
- 楽器を持って立っているだけでも、大変
- 弓もまともに持てない
そんな状況の中、「親子でバイオリンを合奏する」というかつての夢は、夢のまた夢のように感じられました。
一体、いつになったらできるのだろう?と、いつ間にか、夢を抱いていたことすら忘れていました。
そして、今回の「合奏の会」の曲を練習するにあたり、娘が1stバイオリン、私が2ndバイオインという形で、気づかぬうちに、親子で合奏という夢が叶っていました。
レッスンの曲では、娘がバイオリン、私がピアノで毎回合奏はしていました。
ですので、何となく「合奏」ということに慣れていたせいもあり、私は夢が叶っていることに、しばらく気づきませんでした。
バイオリンの時間とは全然関係のない、普段の生活の中の本当にふとした瞬間に「あ、夢が叶った!」と気づき、とても嬉しく思いました。
バイオリンを始めて1年3か月

娘がバイオリンを始めてから、1年3か月。
これまでに弾けるようになった曲です。
教本は、「鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集 VOL1」を使用しています。
- キラキラ星変奏曲
- ちょうちょう
- こぎつね
- むすんでひらいて
- かすみか雲か
- ロングロングアゴー
- アレグロ
- むきゅうどう
- アレグレット
- 楽しい朝
- どんぐりころころ(発表会)
- 大きな栗の木の下で(合奏の会)
- 手のひらを太陽に(合奏の会)
今は「メヌエット第3番」と「ユダスマカベウス」(合奏の会)に取り組んでいるところです。
あと数週間もすれば、この2曲もラクに(苦労せずに)演奏できるようになるのではないかと思います。
まとめ
今回は、娘がレッスン以外に、合奏の会(団体)に参加することになったというお話を紹介させていただきました。
バイオリンは、幼児の習い事としてはとてもおすすめです。
もし、
お金がかかるから
個人プレーではなく、団体の中で成長させたいから
という理由で、バイオリンが選択肢から外れるようならば、そんなことはないですよと、お伝えできればと思いました。
少しでもどなたかのお役に立てましたら、幸いです。