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お泊り保育が嫌!絶対行かない!泣いて困る!という子の対処法




年長でお泊り保育がある、娘の幼稚園。

 

娘は、年少の時にそれを知ってから、お泊り保育をずっと嫌がっていました。

 

時間はかかりましたが、そんな娘のために、私は2年前から娘の心の準備を進めていました。

先日、娘は勇ましく出発し、娘の難題であったお泊り保育を乗り越え、無事帰宅しました。

 

今回は、そんな娘のために我が家でした心の準備などについてご紹介します。

 

お子様が、

お泊り保育を嫌がっている!

耐えられるか心配!

という、どなたかの参考になりましたら幸いです。

 

お泊り保育を嫌がる子への対処法

お泊り保育は楽しいと洗脳する

娘は、ことあるごとに

「お泊り保育嫌だなぁ」

「お泊り保育があるなら、幼稚園やめる」

「お泊り保育、絶対行かない」

と言っていました。

 

それは、年少のときからです。

 

また、

「ママもお泊り保育行ったことある?」

「どんな感じだった?」

「楽しかった?」

「何したの?」

「どんな気持ちだった?」

と質問責めにあいました。

 

私は、

「めっちゃ楽しかったよ」

「楽しいことしかなかったよ」

「みんなでお風呂入ったり、一緒に寝たり、キャンプファイヤーもきれいだよ」

「いいな、うらやましいな、大人も一緒に行けたらいいのに~」

と、娘のお泊り保育を大げさにうらやましがりました。

 

そんなふうに、

お泊り保育は、ものすごく楽しい!

と、洗脳していきました。

 

お友達、いとこの力を借りる

まずは、いとこと一緒に、私や夫の実家に泊まらせました。

 

ひとりでは無理だけど、いとこ達が一緒なら!

 

という感じで、お泊りができるようになりました。

 

最初は、何度誘っても、説得してみても、

「ママが一緒じゃなきゃ嫌。」

「パパがいなきゃ無理。」

と言っていました。

 

夏休みで帰省していた夫の妹の子供たちとなら泊まれるかもと思い、最初は夫同伴で、夫の実家に泊まりました。

 

その後、私の実家で姪っ子たちと(親なしで)お泊りさせました。

 

そんな感じで、だんだんと、お泊りすることに慣れていきました。

 

実家にひとりでお泊りさせる

娘は、「5歳になったらひとりでお泊りしてみる!」とずっと言っていました。

 

しかし、4歳のときに、自分から「ひとりでお泊りできそう!」と言った日がありました。

 

その日がきっかけになり、私の実家でなら、ひとりでお泊りできるようになりました。

頻繁に会っている私の両親だからこそ、ひとりでも平気だったのだと思います。

 

夫の実家では、まだ一度もひとりでお泊りしたことはありません。

 

新しいものを買いそろえる

お泊り保育のために、色々と新しいものを買いそろえました。

 

まずは、娘が一番楽しみにしていた、リュックを。

あとは、下着など、全て娘の欲しいもので買いそろえました。

 

ポイントは、「お気に入り」のものをそろえてあげることでした。

 

娘の場合、お気に入りのものが沢山持っていけるから、という気持ちが、期待感を高めるということを、何となくそれまでの経験で感じていたからです。

 

そんな風に持ち物の準備をしていく過程を、娘はとても楽しんでいました。

 

そして、だんだんと、

「お泊り保育楽しみ!」

「あー早く行きたい!」

と口から出るようになりました。

 

絵本を活用する

我が家では、毎晩寝る前に新しい絵本を1冊か2冊読むのが週間になっています。

 

図書館で借りた何冊かの絵本の中に、「ひとりでお泊りする」内容の絵本を、それとなく置いておきました。

 

特に効果的だったものが、こちらです☟

絵本でそれとなく伝えてみるということは、とても効果的でした。

 




お泊り保育近くや当日の娘

年少、年中の間ずっと、「お泊り保育に行かなくてはいけない」という恐怖心にとらわれていた娘は、お友達と遊んでいたり、ほんとうに何気ない日常の中でも、ふと、思い出すようでした。

 

「お泊り保育、本当に行かないからね!」

と、よく言っていました。

 

上記で紹介した方法で、じっくりゆっくりと克服できるようにした結果、年長になり、お泊り保育の日が近付いた頃には、娘は、お泊り保育を心待ちにするような発言をするようになりました。

 

しかし、もしかしたら、強がりなのかな?

という印象を受けました。

 

そして、前日の夜。

「早く、お泊り保育の準備しようよ!」

「明日は、待ちに待ったお泊り保育だね、楽しみだな~」

と言っていました。

 

当日の朝。

娘は、勇ましく集合場所に向かいました。

送っていった夫と私を振り返ることもなく、力強く歩いていきました。

 

もしかしたら、振り返ったら泣いてしまうから、頑張っていたのかもしれません。

 

後に担任の先生から、その日の朝は、

「いつもと違って、とても固い表情で驚きました。」

と報告を受けました。

 




お泊まらない保育と名付けました

勇ましく「お泊り保育」の集合場所に向かった娘ですが、私は、何となく予感していました。

 

夕方、電話が鳴りました。

「熱がありますが、どうしますか?」

という、先生からの電話でした。

 

37.6度あるとのことでしたので、迎えにいくことにしました。

結局、娘は「お泊り」は経験することなく、「お泊り保育」を終えました。

 

「お泊まらない保育、お疲れさま」

娘のお泊り保育を、「お泊らない保育」と名付けました。

 

メインの沢遊びも、みんなでのお風呂も、娘はとても楽しんだようです。

夕食が食べられなくて、熱があることが分かったそうです。

 

もう、十分頑張った!

お泊まらない保育、疲れさま。

頑張った、頑張った。

 

お泊りはできなかったけれど、それでも娘はひとまわり成長したように感じられました。

 




まとめ

娘を迎えに行ったときに撮った写真☝

お泊り保育、できれば楽しみに、元気に出発してほしいですよね。

お父さん、お母さんと離れて寝ることが不安な子にとって、「お泊り保育」は、試練以外の何物でもないと思います。

 

行ってしまえば、案外子供は楽しめるものですが、行くまでが結構大変な子は多いのではないでしょうか。

 

もしかしたら、朝大泣きするかもしれない。

ずっとママから離れないかもしれない。

うちの子、耐えられるか不安。

 

というママたち。お子様がお泊り保育を嫌がっている、どなたかの参考になりましたら、幸いです。