音楽教室、グループレッスン、集団行動・・・
「うちの子、全く集中できなくて困る!」
そんな悩みを抱えていらっしゃいますか?
現在5歳の娘は、1歳のときからヤマハ音楽学教室に通っています。
しかし、最近まで、レッスンに全く集中できていませんでした。
あるきっかけがあり、私はレッスン中の娘への声がけ、注意の仕方を変えてみました。
すると、娘は急にレッスンに集中して取り組むようになりました。
今回は、グループレッスンに全く集中出来なかった娘が、集中できるようになるまでのきっかけや、その方法などについてまとめました。
同じ悩みを抱えていらっしゃるどなたかの参考になりましたら幸いです。
目次
グループレッスンで集中できるようにするには
きっかけ

先日、娘の幼稚園の担任から、娘の園での様子について、お便りをいただきました。
そこには、こんな内容が記されていました。
「娘さんは、お友達とお話をしていたり、遊んでいたりしていても、保育者が話し始めると、ぱっと保育者のほうを向き、姿勢よく保育者の話を聞くことができています。
遊びと、きちんとするときのスイッチを、自分で考え、判断して切り替えることが出来ています。」
私はそれを見て、心底驚きました。
現在、娘は「バイオリン」と、「音楽教室」の2つの習い事をしています。
バイオリンは先生と1対1ですので、問題はないのですが、ヤマハのグループレッスンの際は、それまで1度も、最初から最後まで集中してレッスンを受けられたことがなかったからです。
そんな様子でしたので、小学校に上がったら、ちゃんとやっていけるのだろうか?と本当に心配していました。
しかし、先生からのお便りがきっかけとなり、私はもう一度、娘との接し方、関わり方を考えることになりました。
子供は内と外では別人格

子供は、「家庭」と「社会」との切り替えが、意外とできているのかもしれない、とはじめて思いました。
上記のことがあり、「家」と「外」2つの顔を使い分けるのは、大人だけではないのだ!と私は気づきました。
家での行動や、参観会、音楽教室など、私と一緒のときには「全然ダメ」なことが多い娘ですが、そういえば、幼稚園年少の頃から、「しっかりとしている」と何度か担任に言われて不思議に思ったことを思い出しました。
心配し過ぎていたのだな、もっと娘を信じてみよう、と反省しました。
と、同時に「これはいける!」と確信を持つことになりました。
声掛けの仕方を変える

音楽教室では、毎回、もう何年も、私はレッスンに集中しない娘とたたかってきました。
先生のおっしゃることを、娘の横にぴったりついて座り、その都度オウム返しして娘に伝えていました。
まるで、オウムでした。
陰で、オウムっていうあだ名をつけられていたかもしれません。
しかし、幼稚園では、自分の耳で聞き、自分で行動を起こすことができていると知ってから、私はそれまでとやり方を変えてみることにしました。
座るときは、娘から少し離れた後方に椅子をずらし、かける言葉は
「先生の顔を見て、お話を聞こう」
というひと言のみ、と決めました。
私(母親)がいないときにできるのだから、居てもできるはず。
なのに、今までできていなかったのは、私のやり方が何か間違っていたのだ、と思いました。
過干渉せず、手を貸さず、口を出さずに、私は、娘を信じてみようと思いました。
不思議と、その日から、娘は自分で先生の指示を聞き、集中してレッスンを受けることができるようになりました。
まとめ

そのように、いとも簡単に、娘は変わりました。
こんなに簡単なことで、よかったのだ。
それまでの年月と、私の気苦労を思うと、本当に拍子抜けしました。
何で、うちの娘は・・・
今まで、数えきれない程、心配したり、落ち込んだことも、ありました。
しかし、私は、もっと早く気づけば良かった、とも思いませんでした。
これからも、子育ての悩みは尽きないのではないかと、思います。
私自身の、意識改革も、まだまだ必要なのだなと、思います。
これから先、何度も何度も、同じ失敗を繰り返しても、私は、娘を信じていよう、と思うことができました。
他の人より時間がかかっても、
もうこの子に理解できるときは来ないかもしれない、
ということも、決してあきらめず、穏やかに伝え続けていきたいと思います。
そして、私自身も、変わり続けようと、思います。
グループレッスンに集中したことがなかった娘の、問題解決法をご紹介しました。
同じように悩まれている、どなたかの参考になりましたら幸いです。