ブロック、レゴ、ラキューなどが大好きな5歳の娘。
もうひとつ、ブロック系のおもちゃを買い与えたいとずっと探していました。
ピタゴラス?
マグフォーマー?
以前から気になっていた、2つの候補。
しかし、今回購入を決めたのは
「ポリドロン」
です。
なかなか聞きなれないこの「ポリドロン」。
気になっている方のために、遊び方などをまとめました。
目次
ポリドロンて何?

- 正三角形
- 正方形
- 正五角形
- 正六角形
- 正八角形
- 正十角形
- 二等辺三角形
- 直角二等辺三角形
- 長方形
- 正三角形(大)
- 菱形
4色11種類の形を、辺の部分ではめあわせて組み上げていくシステム遊具です。
ポリドロンは、ポリヒードロン(POLYHEDRON=多面体)という単語からの造語です。
図形学習の教具でもあり、また立体組み立て部材でもあります。
面状のソリッドタイプと、中空になっているフレームタイプがあり、この2種類のタイプは互いにはめあわせることができます。
幾何学的な立体では、正多面体・準正多面体のすべてや、星形多面体なども作れ、体感しながら図形の世界のひろがりを深く知っていくことができます。
材質、品質は?

材質はプラスチックのABS樹脂で、レゴと同じ、使っている色素も食品検査をパスしており、安全です。
生産は100分の1ミリ単位の精度で厳密に管理されたISO9000認定工場でおこなわれています。
辺のちょうつがい部分も、繰り返しの使用に耐える十分な強度を確保しています。
英・米ほか、世界50余カ国の小・中・高等学校の教具備品として採用されてきています。
どこで発明された?

英国のエンジニア、エドワード・ハーヴィーさんが、子供たちが図形の展開図などの理解をしやすくするために、辺の部分でつないで図形が作れるちょうつがいのしくみを発明。
弟のロナン・ハーヴィーさんがポリドロン社を興こし、ソリッドタイプの生産を1982年に開発しました。
英国王室のエディンバラ公よりデザイン・カウンシル賞を受賞。
中をくりぬいたフレームタイプの部品は、1995年に登場しました。
何歳から?

部品をはめあわせる指の力が十分にあれば、年齢は問いません。
一般的に無理のないところでは、4歳ぐらいからでしょうか。
レゴのような積木玩具が好きなお子様ならば、この商品はきっとすんなりと始められます。
年齢に上限はなく、大人もご年輩の方まで誰でもおつかいになれます。
特徴は?
意外性と創り出すよろこびの発見

成長期の子供たちに与えたい遊具ータテ・ヨコにつなぐふつうの積み木では出来上がるものに意外性はありません。
ポリドロンは、図形の面ではなく辺でつなぐので、タテ・ヨコだけでなく斜めにもつないで組み上げることができ、意外なまた不思議な形がいろいろできます。
つまり新しいかたちの発見や創造のたのしみや喜びを味わうことができます。
伸び盛りのお子様のやわらかな頭脳に工夫し創造する喜びをプラスできる、さすが英国生まれの創意あふれる商品なのです。
世代を超えて楽しめる遊具

「おもちゃ」というと子供のものと思いがち!
お子さんやお孫さんの遊びのお付き合いでしかたなく一緒に遊ぶこともあるのでは?
ポリドロンならば、おもちゃを超えた遊具、超世代遊具です。
単純なかたちから複雑な幾何学的造形まで、子供ばかりでなく、大人がやってもご年輩の方がやっても楽しめます。
手指のリハビリや頭の老化防止にも大変有効です。
数が増え、形が増えるほどいろいろなものが作れる

最初はわずかな数の部品や形だけでも始められ、買い足していけばさまざまなより大きな造形が作れます。
もともと教具として開発された商品ですから、小学校算数や中学校と高等学校の数学の図形の学習にも生かせます。
さらに建築空間の造形物、子供対象のイベント・文化祭など、さまざまな場面でご利用いただけます。
値段は?
セット内容により、様々です。
種類が豊富ですので、分かりやすいようにおすすめのセットをまとめます。
ポリドロン標準セット
¥14,630
ポリドロン標準セット 書籍付き
¥16,280
ポリドロン フレームワークスAセット
我が家はこれ!
ポリドロン フレームワークBセット
¥21,780
ポリドロン 発展セット
¥8,800
ポリドロン 発展セット 書籍付き
¥10,450
ポリドロン 半透明 磁気セット
¥38,602
書籍
取扱説明書等が付属していませんので、書籍があるとヒントになり役立ちます。
なくても遊べます!
遊んでみた感想
簡単
5歳の娘も、お隣の小学生も、何も説明を見ずに組み立てて遊ぶことができました。
娘は、最初に届いた日、お隣の小学生のお兄ちゃんが組み立てるのみて、見よう見まねでどんどんんと立体を作り上げていきました。
女の子の小さな手ですと、カチカチっと組み立てるときに少し力がいるようでしたが、すぐにコツを掴んでいました。
自在
積木のおもちゃ、レゴなどもそうですが、タテ・ヨコにつなぎます。
ポリドロンは、斜めにもつなげることができます。
思いもよらない不思議な形も、色々とでてきます。
楽しい
本当に、熱中します。
小さなものから、大きなボール、建物、ピラミッドまで、工夫次第で何でも作ることができます。
中空になっていますので、大きな作品ができても軽いのが特徴です。
片付けやすい
折りたたむようにすれば、どんどん自然に部品が外れるようになっています。
あとは、プラスチックの容器にバサバサと放り込むだけです。
パーツが大きいので、片付けもラクです。
まとめ

※参考までに・・・我が家が購入したのは【ポリドロン フレームワークAセット】です。(蓋の色は指定できないそうで、届いたものは黄緑色でした)
今回私が「ポリドロン」に購入を決めたのは、
- 軽い
- 展開図に苦手意識を持たないようになってくれそう
- 直観的に立体物の組み合わせの感覚が理解できそう
- 空間把握力が身につきそう
- 東大数学科の合宿所にも置いてある
というポイントからです。
特に我が家は、
天才を育てたい!
東大を目指す!
という教育方針でもないのですが・・・
娘が好きな図形を、遊びながらもっと得意にしてあげたい。
そんな思いから、「ポリドロン」を購入しました。
まだまだ長く使えそうですし、実際に数学の勉強にも役立ちそうです。
ポリドロンて何?気になる!
と思っている、どなたかの参考になりましたら幸いです。