お子様が「バイオリンを習いたい」と言ったり、お子様にバイオリンを習わせたい。
けれど、お母さんに経験が全くない。
そんなとき、何から始めていいのか、または、本当にはじめても大丈夫なのか、不安になるかもしれません。
そんな不安を抱えているお母さんに向けて、バイオリンを始めよう!と思ったらまずやること、バイオリンを始めてからのお母さんの役割についてまとめました。
少しでもどなたかの参考になりましたら、幸いです。
目次
お母さんに経験がなくても大丈夫

結論から言ってしまうと、お母さんにバイオリンの経験がなくても、大丈夫です。
ただ、音楽の経験は、多少はあったほうが、安心です。
もし、お母さんに時間とお金の余裕があるようでしたら、お子様と一緒にお母さんもバイオリンをスタートされるのも、いいかもしれません。
実際に、そういう親子は結構いらっしゃるようです。
近くにライバルがいたほうが、お互いを高められ、上達も早くなるような気がします。
必要なのは、バイオリンの経験ではなく、お母さんの熱意と、辛抱強さと、忍耐であると、私は感じます。
娘は、4歳から始めて1年が経ちましたが、子供がどうこう、よりも、幼児のバイオリンは、お母さん次第、という気がしています。
お子様において必要なのは、毎日の練習についてこられる精神力の強さ、くらいです。
そしてお子様はバイオリンを習っているけれど、お母さんに経験がない、という親子のほうがほとんどだと思います。
お教室に入れば、お母さん同士の交流の中で、普段どのように練習をされているのかなど、情報交換もできると思いますし、何より、毎日の練習のやり方は、先生がご指導してくださると思います。
まずは教室、先生探しから

バイオリンを始めさせよう、と思ったとき、まずは良い教室、良い先生に出会うことが1番です。
バイオリンは、3~5歳の間に始めると良い、と言われています。
- 趣味程度に習わせたい
- 将来はバイオリニストにしたい
それぞれの目的で、先生の探し方は違ってきます。
ここでは、趣味で習わせたい、ある程度弾けるようにさせたい、という場合でお話を進めさせていただきます。
全国展開の音楽教室、カルチャースクールを探す
全国展開でバイオリン教室をされている中で、一番有名なのが「鈴木メソード」という音楽教室です。
バイオリンを始めたら、よく耳にするようになると思いますし、テキストは、どこの教室でも、高確率で使用されると思います。
全国展開されていますので、一度お近くの教室を探してみてください。
考え方なども、こちらから見ることが出来ます。⇒鈴木メソードHP
あとは、お近くのカルチャースクールなどを検索し、幼児のバイオリン教室が開催されているか、問い合わせてみるといいと思います。
カルチャースクールは、一番、気軽に始められるのではないかと思います。
個人レッスンの先生を探す
我が家は、この方法で先生を探しました。
鈴木メソードは、少し独特な教え方、ということを聞いていましたし、私のイメージで厳しそう、というのがあり、敬遠してしまいました。
カルチャースクールも探しましたが、こちらは、先生が選べなかったり、どの程度の先生なのか不安があったため、ネット検索で個人指導してくださる先生を探しました。
「バイオリン(ヴァイオリン)教室+地名」
で検索されますと、お近くの先生が何らかの形で、検索結果に出てくると思います。
その検索結果から、今度は「先生のお名前」や「教室の名前」で検索をかけると、今は、ブログなどをされている先生が多いかと思いますので、レッスンの様子や、先生のお人柄などを知ることができると思います。
良さそうだな、という先生が見つかりましたら、メールや電話で直接問い合わせてみるといいと思います。
見学させていただけるようであれば、一度、お子様と一緒にレッスン風景を見学させていただくと、レッスンの流れや空気感を知ることができると思います。
お母さんの役割

バイオリンを始めたら、毎日の練習は欠かせません。
バイオリンは、誰でも音はでますが、ちゃんと弾けるようになるまで、が結構大変です。
レッスンは、「前回先生から教えてただいたことを発表する場」だと私はとらえています。
バイオリンは、レッスンに通っているだけでは、絶対に上達しないからです。
家での毎日の練習が、一番重要だと私は思っています。
そして、お子様がまだ小さいのであれば、それをさせるのは、お母さんです。
- 毎日の練習を習慣にすること
- 先生に教えていただいた内容を、確実にできるようにしていくこと
最初は大変かもしれませんが、とにかく曲を弾けるようになれば、子供はだんだんと楽しくなって、進んで練習もしてくれるようになります。
ただ、そこまでがとても苦労します。
上記の2点を徹底できるまで、娘はかなり時間がかかりました。
始める年齢にもよりますが、だいたい、毎日バイオリンの練習をしたい!という子供なんて、ほんの一握りだと思います。
有名なバイオリニストは特に、お母さんが鬼のように厳しく、毎日何時間も隣について、教えている場合がほとんどです。
それくらいしなければ、バイオリニストにはなれません。
我が家は、ある程度弾けるようになってくれることを望んでいますが、とにかく楽しく音楽を続けてほしいので、毎日短時間で練習を済ませています。
そして、子供の気分が乗っているときは、子供が飽きるまで、練習に付き合うことにしています。
短い練習のときは、要点は抑えて、質の良い練習になるように心がけています。
前回のレッスンで先生に教えていただいたこと、注意を受けた部分は、できるだけ完璧にしていくようにします。
すると、次のレッスンでは先に進めますし、新しいこともどんどん教えていただけますので、結果、子供が楽しく続けられる一番の近道になると信じています。
まとめ

少し長くなってしまいましたが、お子様がバイオリンを始めるにあたって、お母さんの経験の有無は気にしなくても問題はありません。
幼児の習い事として、バイオリンはとてもおすすめです。
小さい子がバイオリンを弾く姿はとても可愛いですし、何より、忍耐力、努力をすれば報われることが身につきますし、感性も磨かれるお稽古だと思います。
幼少期、お母さんとお子様が二人三脚で何かを一緒にされることは、とてもいい経験になります。
バイオリンに興味がおありでしたら、お子様の力を信じて、まずは楽しく始めよう!という気持ちで、いろいろと調べてみてください。